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読谷村の「スローなユビキタスライフ」村づくり

読谷村の「スローなユビキタスライフ」村づくり_f0014164_11234636.jpg
 16日(土)、むら咲むらで商工会の地域資源∞全国展開支援事業成果発表会が開催された。「読谷まるごとイモづるプロジェクト」(通称“まブイプロジェクト”。ちなみにマブイとは沖縄の言葉で魂を意味する)と命名された事業で、食品開発、工芸品開発、観光開発が取り組まれた。食品では、特産の紅イモの茎・葉を活用した、炊き込みご飯(カンダバージューシー)、イモづる麺、焼き菓子(楚辺ポーポー)、サーターアンダーギーなど。他に海産物では、もずく丼、ミズンのマース煮(塩煮魚)、人参入りカマボコなどに、青切りメロンの漬物などが並んだ。伝統織物「読谷山花織(ユンタンザハナウイ)」をあしらったサマーウェアー「読谷山花織ウェアー」も多くのデザインが誕生した。
読谷村の「スローなユビキタスライフ」村づくり_f0014164_1142461.jpg 観光部門では「住んで良し訪れて好しの村づくり」をテーマに、村民にも観光客にも快適なユニバーサルデザインの地域づくりを研究してきた。ユビキタスリゾートの調査研究、「東京ユビキタス計画」実証実験等への参加交流、トロンショーでの調査研究を実施。目指すべき指針である小説「スローなユビキタスライフ」の著者関根千佳さんをお招きして「読谷村のスローなユビキタスライフ」について講演してもらった。地域の資源を、どうユニバーサルデザインやユビキタスネットワーキングの活用に結び付けていくのか、かなりご多忙なはずなのに読谷のことをよく調べられていて、具体的な事例を挙げてわかりやすく提案していただいたと思う。
 続いて行われたパネルディスカッションでは、千葉大学大学院の教授でユビキタスネットワーキングに詳しい松田友義先生(OUI=沖縄ユビキタスアイランド計画の提唱者)、沖縄国際大学産業総合研究所の仲宗根仁史研究員、読谷村の石嶺傳實副村長、小平武観光協会長が登壇。読谷村の「スローなユビキタスライフ」村づくり_f0014164_11494738.jpgコーディネーターに廣瀬牧人沖縄国際大学産業情報学部教授(産業総合研究所所長)に迎え、講演者の関根さんにも参加いただき、「なぜ、読谷村でスローなユビキタスライフなのか」が、会場からの意見質問も交えて活発に議論された。

by s.t.uechi | 2008-02-17 20:20 | 地域
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