会社の庭にサザンカの花が咲いた。たき火の唄に出てくるサザンカの花の寒いイメージがこの時期にぴったり来る。
沖縄は年末から正月を越えて寒い日が続いている。昔から「ムーチービーサ(餅寒さ)」と言われている。陰暦の12月8日に月桃(サンニン)の葉で包んだ餅を子供たちの年の数だけ壁や軒に掛け、健康と健やかな成長を祈る風習、「鬼餅」とか「ムーチー」という時期と重なるからだ。今年のムーチーは11日だったが、10日に作ろうと思って餅粉も買っていたのだが、子供の用に振り回され時間がなくなってしまい、つれあいと母がそれぞれ店で買ってきた。
サザンカの風に鬼餅(ムーチー)固くなり