おきなわいち


上地哲の沖縄事典 (おきなわ自転?)
by UECHI
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<   2007年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧


渡名喜島のハーリー鉦が鳴って梅雨明ける。

 1島1物語の事業で17日(日)朝に渡名喜島に渡った。3度目の訪問である。
降りしきる雨と霧で船が入港できず、渡名喜島沖で1時間以上待機した上に、接岸できたときには大粒の雨に見舞われた。
 昼食後会議と日程の打ち合わせ。明日の海神祭(ハーリー)を控え、島の皆さんは落ち着かない様子。夜の「ふく木食堂」も明日の準備の打ち合わせや慰労会で大賑わい。さてさて、明日の天気は?
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 18日(月)朝、雨は上がっているが曇天。中学生全校生徒20名余の吹奏楽部によるファンファーレ、演奏で開会式が始まる。その後、漁船パレード、ハーリーと続く。
本バーリーの頃には雨も上がって、言い伝えどおり「ハーリー鉦が鳴ると梅雨が明ける」となった、旧暦の5月4日である。
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 今年の勝負は西区の勝利。東区は僅差で惜敗し3連覇を逃した。南区は練習の成果が実らず念願の勝利を逃した。ハーリー船3艘はそれぞれに船首に力強いカジキ、カツオ、シーラの絵が描かれている。中でもカジキ絵の船が、一番船足が速いと言う。毎年順繰りで各区交代して船を使うとのこと。2位に甘んじた東区はカツオの絵の船。
「あの船でよくあそこまで追い上げた」とこぎ手を称えていた。  

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 なんといっても島の主人公は子供たちである。中学生たちもハーリーに参加。初めて船に乗る子が怖がりながらも一生懸命鉦を鳴らしていた。島の大人たちと一体になった祭りへの参加は子供たちの記憶に一生残るであろう。
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 昼後、各区で打ち上げ・慰労会反省会が行われ、勝負の解説と評論は深夜まで続いた。
 翌朝7時半、東浜(アガリハマ)の海岸に子供たちの声が響いた。7月1日の「水上運動会」に向けた予行演習のようだ。子供たちに昨日の海神祭の疲れはない。遠浅の海に浮きを二つ浮かべ、その間に数本のロープを張り、海上プールの出来上がりである。渡名喜幼小中学校の運動会はこの海上の会場で行われる慣わしだ。たくましく心豊かな子供たちがここから育っているのだと感じさせられた。
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by s.t.uechi | 2007-06-19 14:45 | 地域