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おきなわいち


上地哲の沖縄事典 (おきなわ自転?)最新情報はFacebookで
by UECHI
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生活目線のユビキタスネットワーキング

沖縄国際大学産業総合研究所第18回フォーラム
http://igir.okiu.ac.jp/detail.jsp?id=15382&menuid=1432&funcid=2&editMode=

2009年度 沖縄国際大学総合研究機構産業総合研究所フォーラム開催要領

テーマ:『ネットワーク社会を強く生きるために』
~生活目線のユビキタス・ネットワーキング~

1.日  時:2010年1月8日(金)午後2時~5時
2.場  所:沖縄国際大学 厚生会館 4階
3.討論者等:(敬称略、内諾を得ている者のみ記載。現在ユビキタス特区事指定市町村に参加打診中。)
3.1.座談者:山田 浩之
(YRPユビキタス・ネットワーキング研究所ユビキタス事業1部・部長)
       山田陽一朗
(株式会社パスコ本社営業部企画営業課・担当課長)
       上地  哲
(株式会社デジタルあじまぁ・代表取締役社長 当研究所・特別研究員)
       安里  肇
        (沖縄国際大学産業情報学部・教授 当研究所・所員)
3.2.座談進行役:仲宗根 仁史
(沖縄国際大学経営政策室・課長、当研究所・特別研究員)
4.対象者:学外者及び本学学生(当研究所起業家育成セミナー参加者の出席を期待する。)
5.主催者等:(主催)沖縄国際大学総合研究機構産業総合研究所
       (共催)琉球新報社
       (後援)読谷村、読谷村観光協会、読谷村商工会、沖縄県産業振興公社
6.開催主旨:
 インターネットや携帯情報サービスの広がりにより、今や、人と人の情報交換は、「いつでも」、「どこでも」、「誰とでも」という水準に達している。さらに、ICタグやバイオメトリクス(生体認証)技術等を用いたデジタルID技術の進展で、「いつでも」、「どこでも」、「誰とでも」に「何とでも」が付け加わり、人と人の間だけではなく、人と物との間で情報交換が行えるようになっている。
ユビキタス・ネットワーク技術を用いれば、沖縄県においても、地域が有する人的資源、文化資源、そして自然資源等を情報のネットワークで縦横に結ぶことにより、新たなビジネスや社会サービスが創出され、地域の固有性に根ざした地域振興を図ることが現実となりつつある。
日本と異なり、韓国内で販売される携帯電話にはバーコードやQRコードを読み取る機能が付いていないと言う、にも関わらず、韓国の某大手食品メーカーは、原料となる食材全てにQRコードを割り振り逐次的に工程管理することにより、製造工程での不良品の発生を防ぐと共に品質管理の万全を期している。非日常的な技術であっても、仮想空間の内部に留めることなく経済活動という現実空間で活かす工夫を行っている一例である。全国的に見ると、沖縄県の情報通信環境は高水準に整備されているという。日々進歩を遂げるICT技術を、「将来の技術」と割り切ることなく、職場や家庭という日常生活の利便性向上や地域振興を図るための手段として活用する創意と工夫と実行が、求められているのではないだろうか。
例えば、英語、仏語、西語、中国語、ハングルなど多言語で、公共交通機関の情報、宿泊・飲食情報を提供できれば、海外からの観光客に優しい観光サービスが提供できることには異論がないだろう。沖縄の空手や古武道の愛好家は、世界140カ国以上で4千万人に達するという。「総本山に詣でる」感覚で来沖する愛好家も決して少なくないようだ。インターネットを使って文字と音声で地域情報を配信し言語の壁を低くすれば、空手・古武道という生活に根ざした地域の伝統を、膨大な時間や費用を掛けずに、沖縄県の観光戦略の一つの要(かなめ)にすることが可能となっている。
今回のフォーラムでは、「我々は、進展する情報化社会・ネットワーク社会の中でどう振る舞うべきか、そして、ICT技術を日常生活や地域社会にどう活用して行くべきか」と言う観点から、ICT技術並びにネットビジネス等の関係者を招いて議論して頂く。地域に居住する者として、「我々は何を成すべきか」今一度改めて考える契機となれば幸甚である。「与えられる立場」から「利活用する立場」へと目線を変えることによって、参集者の活発な議論が展開されることを期待する。

7.進行(仮)(敬称略)
時  刻 項    目 摘      要
13:30 開場 受付開始
13:30~14:00 映像放映 PRビデオ
14:00 開会 総合司会:仲村篤
14:00~14:05 開会の挨拶 廣瀬 牧人(沖縄国際大学産業総合研究所)
14:05~14:10 座談者紹介 総合司会:仲村篤
14:10~16:55 読谷村も含め、ユビキタス・ネットワーキング技術を用いた事業事例の紹介
(20分) 山田浩之
座談 座談進行役:仲宗根仁史
座談者:山田浩之、山田陽一朗、上地哲、安里肇、他
ご意見番:砂川徹夫
小平武(読谷村観光協会会長)
16:55~17:00 閉会の挨拶 清村英之(沖縄国際大学産業総合研究所)
17:00 閉会 総合司会:仲村篤
17:30~18:30 懇親会


8.問い合わせ先:
  沖縄国際大学総合研究機構産業総合研究所:TEL098-893-7967,FAX 098-893-8937
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by s.t.uechi | 2010-01-08 10:04 | ユビキタスネットワーキング
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